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ヨガの服装選びのポイント~インストラクターの視点からみた一歩踏み込んだウェアの選び方

 

ヨガの服装を選ぶとき、あなたは何を大切にしていますか?動きやすさやデザイン、素材や価格、服装のこだわりのポイントはどこにあるでしょうか?

ヨガが幅広い年齢層に認知されて市民権を得た今、それに比例するようにヨガの服装を選ぶ選択肢も格段に広がりました。スポーツウェアとヨガウェアの線引きもなくなりつつあり、ヨガの服装選びの自由度は増しています。それは、ヨガの練習に励むヨギ―にとっても、またヨガをこれから始める方にとっても喜ばしいことです。

しかしながら幅広い選択肢のなかで、『どんな視点でヨガの服装を選んだら良いのか?』迷うこともあるのではないでしょうか。選択肢が多数あるヨガウェア。機能性という面においては、商品開発が進んでいる現在ではどんなウェアを選んだとしても、一定の基準をクリアしていると言えるでしょう。機能性をクリアした上でデザインや色を基準に選ぼうとしても、最終的な決定打が見つからないことも。

ここではヨガの服装選びの一般的な視点に加えて、ヨガを練習されている方にぜひ意識していただきたい、一歩踏み込んだヨガウェアの選び方をインストラクターの目線からお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

パートナーを選ぶように、ヨガの服装を選ぶ

ヨガウェアは、ヨガの練習に取り組んでいる私たちにとってパートナーのような存在です。ヨガの練習は、たとえ誰かと一緒に練習をしていたとしても、最終的には自分だけで歩む孤独な一人旅のようなもの。その一人旅を一緒に歩んでくれるパートナーがヨガウェアだとしたら、あなたはそのパートナーに何を求めますか?私の場合、パートナー選びで大切にしていることは、質の高さと安心感、そして愛着が持てるかどうかということです。ヨガウェアは直接肌に触れるもの。肌なじみが良く、肌に触れた時に心地よいと感じる質の高い素材を選びます。また、愛着を感じられ、しっくりといくかどうかという感覚的な部分も考慮します。

例えば、デザインが好みだったとしても、着心地に違和感があればその服装は自分には合っていないのだと判断した方が良いでしょう。縫い目がチクチクと感じたり、汗をかいた時に肌にまとわりついたりするような服装では、練習中に心地良さを感じられません。着ているときに安心感が持てる感覚、違和感のないしっくりといく感覚。その感覚を大切にすると、素材の良さ、縫製含めての質の高さに行きつきます。機能性を追求したヨガウエアは100%化学繊維で作られているものも多いですが、中には自然素材を使いながらも機能性を追求しているウェアブランドも存在します。自然素材を使用したヨガウェアは、当然のことながら肌への負担が低く肌なじみも良い。肌なじみの良さは安心感へと繋がり、ヨガの時間をより心地良く豊かなものへと導いてくれます。質の高いヨガの服装は、ヨガの練習の質も高めてくれるのです。ぜひ、一番身近な愛するパートナーを選ぶといった視点で、ヨガの服装を選んでみて下さい。ヨガの練習が一段と心地よく、深まりを持った時間に変化していくことでしょう。

環境のため、地球のためという視点を持つ

もう一つの視点は、ヨガの教えを重視したヨガ的な視点です。ヨガの練習は、ヨガマットの上だけには留まりません。何を食べ、どのような言葉を語り、どう行動するのか。生きることは選択の連続ですが、その『何を選択するのか?』ということが、ヨガマットを離れた日常の上でのヨガの練習において重要なポイントになります。反対に『何を選ばないか』ということも、同じく大切なポイントです。

例えば、広く知られているアヒンサという教えを例に考えてみましょう。これは、出来る限り暴力的な行いを避け、最低限の犠牲の上で調和を保ちながら生活しましょう、というヨガの教えです。一番身近な調和は、自分自身の内側にある調和。自分自身が心地よく感じ、安らぎとリラックスが内側に広がっている状態が、内側の調和が保たれている状態です。そしてその個人レベルの小さな調和は、他人との調和、地球との調和といったように広がりをみせていきます。何かを選ぶとき、可能な限り調和を意識し犠牲の少ない選択をしていく。これも広い意味では、ヨガの練習の一つになります。

ヨガの服装を選ぶとき、何を選ぶのか?または何を選ばないのか。その基準をヨガ的な教えに置いてみてはいかがでしょうか。服装選びも、ヨガの練習の一環としてとらえてみるのです。地球に優しい素材、環境問題に配慮した素材を使用しているヨガウェアは、探してみるとたくさんあるものです。また、ウェアブランドの企業理念を調べてみたり、製造過程に興味を持ってみることもお勧めです。素材だけではなく製造過程にも気を配り、有害物質を製造過程で排除することで環境問題に取り組んでいるウェアブランドもあります。利益の一部を環境保全のために役立てたり、サティスナビリティ(持続可能性)を理念として掲げているブランドも。着用する服装がなるべく環境や地球に優しく、そして地球との調和を保てるものであるということ。そのような視点を持ち服装を選択することは、ヨガの練習を更に深いものへ導いてくれます。

 

 

 

 

 

 

ヨガウェアというパートナー。その愛するパートナーを丁寧に選んでいく。ヨガの服装を選ぶという行為の裏側にヨガ的な視点を持ったとき、あなたのヨガは調和のあるより豊かなものに変化していきます。想いと理念を持ち、今よりも一歩踏み込んだ服装選びをぜひ実践していきませんか。

井上敦子/ヨガ講師 Instagram:yoga_atsuko.inoue

2019.8.7 カテゴリー:お知らせ

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